22:名無しNIPPER[sage]
2017/07/30(日) 18:26:07.69 ID:rbdPa2c80
ガヴリール「よしヴィーネ、行ってよし」
ヴィーネ「はいはい…」
ヴィーネを待つ間、私は底に赤いシロップの残るかき氷の器を二つ運び、それを洗った。偉すぎる。かき氷機も元ある場所へ戻したし、シロップも片付けた。偉すぎる。
外に出れば少しは暑さが和らいだりするだろうか、そんなことを考えてベランダに出る。
ガヴリール「空が青いな」
ガヴリール「暑さはほとんど変わらない、か」
遠まわりをしている。下手をすると本当に死んでしまいそうな夏を相手に、私たちは無謀な遠まわりをしている。
ヴィーネ『ガヴー?水風呂できたわよー』
風呂場からヴィーネの呼ぶ声がする。
ガヴリール「いまいく」
本当に暑さを凌ぎたいのなら、家を出てサターニャの家にでもラフィエルの家にでも避難すれば良い。
他にいくらでも手はある事が分からないほど私とヴィーネはバカではない。…いや、バカなのかもしれない。
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