44:名無しNIPPER[saga]
2017/07/15(土) 22:34:21.85 ID:55jPn/3I0
「あの……オーハシさん」
ニッコリと微笑むと、オーハシさんは私の言葉を待ってくれました。
「私、オーハシさんのステージを……『島村卯月』のステージを、何度も見ました」
それは、輝く星の海。その中で、咲き誇る一輪の花。
「とっても素敵で……こんな人に、アイドルになれたら素敵だな、ってずっと思っていました」
「ありがとう」
そして、オーハシさんは私に問いかけます。
「ねえ……あなたは、アイドルになりたい?」
「はい」
それは、間違いなく私の意志です。
「たとえ自分が、『島村卯月』として生み出された存在だったとしても、変わらない?」
「はい!」
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