102: ◆OVwHF4NJCE[saga]
2017/09/29(金) 19:57:03.34 ID:U37eLnDj0
「……」
「……」
ちょっと予想外の場所での出会いに、ウチもお兄さんも、何を喋ればいいか分からなくて、押し黙ってしまう。
けれどそれは、ほんの少しの間のことだった。
どちらからともなく、笑いが漏れる。
「へへっ……なんか、おかしいね」
「そうだね。いつものビーチでなら、いくらだって話せるのに」
「ホントだよ」
お兄さんが買ってきてくれたお茶をあけて、口に含む。
結構暑かったら、冷たい麦茶がなんだか気持ちいい。
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