99:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:41:34.13 ID:otTlPJINo
このドキドキは、この暖かさは、走ったからだけじゃありません。
いっぱい遠回りして、いろんなことを経験して、今日やっと分かったキモチなんだ。
私は、いつだってプロデューサーさんに笑っててほしくて。
100:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:42:05.81 ID:otTlPJINo
100mのタイムは、自己新記録でした。
お芝居だから、タイムはあんまり関係ないんですけど。
それでも、嬉しい記録です。
101:8. 最後のセリフ[saga]
2017/07/10(月) 23:42:44.14 ID:otTlPJINo
◇
『――センパイっ。』
102:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:43:11.75 ID:otTlPJINo
『転んだこともありました。引っ張り起こしてくれましたよねっ』
私が、私のことを信じてあげられなくて、何度も困らせちゃいました。
103:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:43:39.32 ID:otTlPJINo
プロデューサーさん――
もう何かを与えてもらうだけじゃダメなんです。
あなたにも、私の気持ちを伝えたいんです。
104:9. ミックスジュースのいうとおり[saga]
2017/07/10(月) 23:44:08.03 ID:otTlPJINo
◇
「それでは、みなさま、ドラマスペシャルの撮影お疲れ様でしたー!乾杯!!」
105:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:44:34.46 ID:otTlPJINo
気がつくと先輩たちは、恋バナの方にヒートアップし始めています。
さすがについていけなくなって、逃げ出そうかと振り返ると、
大人たちの席に座っているプロデューサーさんは、スタッフさんたちと楽しそうです。
106:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:45:06.49 ID:otTlPJINo
――――――
―――
「はい、それではお手を拝借。よーぉっ―」
107:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:45:33.70 ID:otTlPJINo
でも、それはそれ、これはこれです。
「ダメですっ、許してあげませんっ」
108:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:46:08.19 ID:otTlPJINo
「俺のできる範囲でね」
「じゃあ、えっと、その……お願いがあるんですっ――」
119Res/77.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20