106:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:45:06.49 ID:otTlPJINo
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「はい、それではお手を拝借。よーぉっ―」
パンッ
打ち上げがひとまず終わったところで、私とプロデューサーさんは抜け出してきました。
最寄りの駅までの道のりを2人で歩いていきます。
「やー、飲んだ食った喋った。悠貴の方もなんだか楽しそうだったな?」
「は、はいっ! で、でも見てたなら助けて欲しかったですっ」
「ごめん、ごめん」
少し酔っ払っているプロデューサーさんが、にへらと笑います。
はじめて私に向けられた表情は、なんだかふにゃふにゃして可愛いものでした。
プロデューサーさんもこんな顔するんだ。
また、1つ、プロデューサーさんのことを知って、嬉しくなります。
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