【ミリマス】白石紬「あなたはエッチなのですか?」
1- 20
29: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/12(水) 18:28:10.88 ID:Z1FU2/eB0

 ……けれども、両親は紬を叱らなかった。

 むしろ彼女の着物の着方を褒め、特別ライブの出来を褒め、
 褒めて褒めて褒め倒した後でたった一言こう訊いた。
以下略 AAS



30: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/12(水) 18:34:59.86 ID:Z1FU2/eB0

 話を終えた父親が、紬の肩に手をかけ言った。

「これからお前は、ウチの看板娘だぞ」

以下略 AAS



31: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/12(水) 18:38:17.15 ID:Z1FU2/eB0
===

「――あなたは、私を責めないのですか?」

 路上の一件それ以降、初めて紬が言葉を発した。
以下略 AAS



32: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/12(水) 18:40:40.89 ID:Z1FU2/eB0

 男が僅かに残っていたグラスの水を飲み干して、仕切り直すように紬を見た。

「その言い方だと、俺に叱られるとでも思ってたのか? ……どうして?」

以下略 AAS



33: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/12(水) 18:43:34.62 ID:Z1FU2/eB0

「プロデューサー? もう少し真摯にお相手を」

「俺、いつでも真面目がモットーなのに……ジェントルマンだぞ?」

以下略 AAS



34: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/14(金) 08:05:26.56 ID:4FOqYP6I0

「……納得できません」

 だからこそ、紬の口は掘り返す。

以下略 AAS



35: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/14(金) 08:07:20.66 ID:4FOqYP6I0

 こういう言い方をすると危ない人のように聞こえるが、紬は罰を欲していた。

 とはいえ彼女は責められることで興奮したり、
 喜びを感じるような特殊な嗜好を持ってはいない。
以下略 AAS



36: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/14(金) 08:08:38.43 ID:4FOqYP6I0

「いいですか? 私はあなたを行き違いから、とんだ酷な目に合わせ――」

「行き違いっていうか、単に俺の配慮が足りなかった。紬は咄嗟に、自分を守ろうとしただけだろう?」

以下略 AAS



37: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/14(金) 08:10:31.52 ID:4FOqYP6I0

(はっ、もしや……!)

 その時、紬の頭に一つの仮説が浮かび上がった。

以下略 AAS



38: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/14(金) 21:22:20.12 ID:4FOqYP6I0

 どうしてそこまで追い込まれるか? 理由は彼女の育ちにあった。

 呉服屋の看板娘として、親を手伝うこと数年。

以下略 AAS



92Res/68.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice