【デレマス】「先輩プロデューサーが過労で倒れた」完結編
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46: ◆Z5wk4/jklI[saga]
2017/07/21(金) 20:18:21.54 ID:CDK467qC0
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 茜は自室のベッドの上で、スマートフォンの画面を見つめて眉間にしわを寄せていた。

 プロデューサーから、実家の都合でしばらくお休みするという連絡をもらってからまる二日間、ユニットのメンバーのあいだではグループメッセージのやり取りが続いていた。
 最初、みんな一様にプロデューサーのことを心配していた。茜も同じ気持ちだった。
 茜にとってすこし嬉しかったのは、ほたるがプロデューサーに起こったことを自分の不幸のせいだと落ち込んだりすることがなかったことだった。
 プロデューサーのいないあいだ、頑張って活動を続けようと最初にみんなをはげましてくれたのはほたるで、ほたるがそう言うならとみんなが奮起した。
 いいユニットに参加することができたと、茜は素直に嬉しく感じていた。

 それから話題は、プロデューサーが不在の間を引き継ぐことになっているという、新しいプロデューサー――今までのプロデューサーにとっての先輩プロデューサー――のことに移っていった。

『これまでも数々のユニットをプロデュースしてきたすごく実力のあるプロデューサーらしいっスから、お任せしちゃって大丈夫だと思うっス。病み上がりなのはちょっと心配っスけど』

 比奈から茜を含む四人へのグループメッセージが届く。

『新しいプロデューサーからのメールには心配しないでいいって書いてありましたけど、やっぱり最初のほうは私たちもあまり負担をかけないようにしたほうがいいですよね』

 すぐに、春菜からのメッセージが返ってくる。
 茜は仰向けになったまま、むー、と唸った。

「どうしてまだ私にだけ、その新しいプロデューサーさんからのメールが、こないんでしょう……」

 茜はスマートフォンの画面を見ながらつぶやいた。



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