47: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/08/04(金) 18:38:34.56 ID:6Gh23rY10
風雲「いい加減にして! 寂しい? 陽炎さんと仲良くなれたんだから、もうわたしなんて要らないでしょ」
秋雲「風雲が要らないなんてない。わたしは、風雲と一緒に居られ無いだなんて嫌だよ」
風雲「秋雲は陽炎さんと仲良くするために、わたしが必要なんでしょ」
秋雲「何言ってるの! そんなわけ」
風雲「そうでしょ! 『ありがとう。おかげでお姉ちゃんと上手くいった。あー、楽しみ』。そう言ったじゃない!
わたしは! 踏み台になるために、秋雲を助けたんじゃないんだから……」
秋雲「……風雲」
風雲「わたしは……わたしは……うぅ……」
秋雲「そんなに風雲のこと傷つけてたんだ、わたし。ごめん」
風雲「謝らないでよ! 同情なんて欲しくない! ただ、一緒に居いたくて……それだけで、わたしは」
秋雲「ごめんね。ほんとうにごめん……うぅ」
風雲「なんで秋雲まで泣いてるのよ……」
秋雲「だって、風雲が悲しんでるのが悲しくて、うぅ」
風雲「陽炎さんが居れば、秋雲は幸せなんでしょ……。わたしなんて放っておきなさいよ」
秋雲「そんなことないよ。風雲が居ないなんて嫌だよ。わたしは、風雲と一緒に居たい」
風雲「何言ってんのよ……」
秋雲「一緒に居たいっていってるじゃん……。ちゃんと聞いててよ」
風雲「なんで、なんで今更言うのよ。もっと早く言ってよ、ばか」
秋雲「勝手に勘違いしてる風雲の方こそ、ばかじゃないか」
風雲「ふふふっ」
秋雲「へへっ」
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