46: ◆DRWAQA1PyQ[sage saga]
2017/08/04(金) 18:35:43.92 ID:6Gh23rY10
風雲「部屋の前でなにやってるの。戻ってきてるなら入りなさいよ」
秋雲「っ!?」
風雲「そこまで驚く? そんな考え込んで、陽炎さんとの時間は楽しかったかしら?」
秋雲「風雲ちゃん? もしかして不機嫌?」
風雲「……寝ようとしてたら誰かさんに起こされたからね」
秋雲「あー、ごめん」
風雲「からかっただけ。早くしてよ」
秋雲「待って待って」
(ばたんっ)
風雲「で、うまくいったの? 手もちゃんと繋げた?」
秋雲「うん、風雲のおかげだよ」
風雲「べつに、あんた一人でもどうにかなったと思うけど」
秋雲「あんた? いや、そんなわけないって、風雲に助けて貰えなかったらまだウジウジしてたよ」
風雲「そう。ならそういうことでいいわよ。お休み」
秋雲「……風雲? 眠いだけじゃないよね。どうしたの?」
風雲「なにもないから。寝させて」
秋雲「わたし何かした? お願いだから教えて」
風雲「――黙って。褒めて欲しいとかなら陽炎さんに頼みなさいよ」
秋雲「褒めて欲しいだなんて、別にそんなこと言ってないよ」
風雲「黙ってって言ってるの。もう話しかけたりもしないで」
秋雲「風雲? ちょっと待ってよ。そんなの寂しいよ。何かしたなら何度でも謝るから」
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