P「アイドルマスターと」あやめ「シンデレラガール」
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◆LwyZOMDa4U
[saga]
2017/06/25(日) 18:26:28.13 ID:uuobZfLo0
P「前も聞いたよなそれ...ああ、もちろん...」
楽しいぞ、そう言いたいが今度は言葉が出なかった。
あやめ「わたくしは、アイドルが好きです。わたくしが一番輝ける場所だと思っています」
あやめ「でも、P殿はいつも辛そうに見えます。それがとても、辛いです」
P「...大丈夫だよ、俺は辛くなんて...」
あやめ「...わたくしのために、無理してプロデューサーをしているのならやめてしまっても...」
P「駄目だっ!!」
思わず強く否定してしまう。あやめの体が少し震えた。
P「ごめん。でも、それだけはダメなんだ...」
P「俺は、あやめの傍にいたいんだ...」
あやめ「でもそれなら、プロデューサーでなくても...!」
P「違うんだ...こうでもしなきゃ、俺はあやめの隣にいる権利は、ない...」
あやめ「...どうして?」
P「それは...」
...向き合わなきゃいけないのか、この現実に。逃げたい。逃げたいよ...
P「俺のせいで、人が、死んじゃったから、かな」
怖い。あやめの顔が見れない。
声が聞こえる。お前のせいだ、とそう責める声が。
呼吸が自然と荒くなる。動悸が激しくなる。
P「...もう、俺は失いたくないんだ。だから、頑張らなくちゃ...」
あやめ「P殿...それは、いったい...」
P「さぁ、帰らなくちゃ!もうこんな時間だぞ?」
急にP殿が立ち上がりました。声だけはとても明るいですが、顔はあの時見た悲し気な顔をより濃くしたような、絶望にまみれた顔していました。
あやめ「...P殿!」
P「ほら、早く帰るぞ、みんなあやめの事心配するぞ?」
そう言ってP殿がわたくしの腕を掴みます。それはいつもの優しい手つきではなく、怯えているような手つきでした。
あやめ「P殿......」
...その後、わたくしとP殿は一言も喋らず、898プロへと帰りました......
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