【モバマスSS】あやかし事務所のアイドルさん 個別ルート・肇編
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名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:55:45.25 ID:OYIntdXm0
みんなでプロデューサーを質問攻めにしていると、アナスタシアが爆弾を放り込みました。
「プロデューサーはミーラャ マヤー…アー、好きな人、いますか?」
『!?』
以下略
AAS
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:
名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:56:23.39 ID:OYIntdXm0
「ほな、うちらの誰かやったとしても恨みっこなしやで」
「よし、それじゃあPチャン…って、寝てるにゃー!?」
みんなで円陣を組んでいる間に、プロデューサーは机に突っ伏して夢の国に旅立とうとしていました。
以下略
AAS
25
:
名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:56:50.23 ID:OYIntdXm0
「じゃあ言うけど…女々しいなんて言ってくれるなよー」
「女々しい?」
「だってなぁ…子供の頃の初恋相手を未だに、なんてなぁ…」
以下略
AAS
26
:
名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:57:24.27 ID:OYIntdXm0
「あー…なんかごめんにゃ、ロマンの欠片もない告白にしちゃって」
「い、いえ、私も尋ねることに賛成しましたから文句なんて…」
「ですが、この様子では覚えていないかもしれませんなー」
以下略
AAS
27
:
名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:57:55.47 ID:OYIntdXm0
「き、急にどうしたの肇ちゃんっ!?」
「照れ隠しにしては過激すぎるにゃ!」
「違っ、と、止められ…なくて…くっ!」
以下略
AAS
28
:
名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:58:28.12 ID:OYIntdXm0
紗枝や芳乃の活躍でプロデューサーを覆っていた靄は取り除けましたが、プロデューサーが起きる気配はありません。
「短時間とはいえ、無防備なところにあれだけ強い瘴気を浴びては……」
「そんな…プロデューサー、さん…」
以下略
AAS
29
:
名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:59:02.74 ID:OYIntdXm0
何度も口をゆすいだプロデューサーは眠気も酔いもすっかり吹き飛んだようです。
「まだ口がひりひりする…で、何事なんだ?」
「説明する前にいくつか確認したいのだけれど、体調は大丈夫かしら? 酷く怠かったりどこか痛かったりはしない?」
以下略
AAS
30
:
名無しNIPPER
2017/06/15(木) 00:59:40.97 ID:OYIntdXm0
「それじゃあ次の質問…」
「あ、ちょっと待った、その前にひとついいか」
「あら、どうかした?」
以下略
AAS
31
:
名無しNIPPER
2017/06/15(木) 01:00:12.84 ID:OYIntdXm0
プロデューサーが記憶を無くした後のことを奏が話し始めると、紗枝はさりげなく話の輪から離れました。
「ふぅ…結界は得意なつもりやったんやけどなぁ…」
プロデューサーには見えていませんが、今もまだ部屋の外から瘴気は入り込んできています。
以下略
AAS
32
:
名無しNIPPER
2017/06/15(木) 01:00:42.93 ID:OYIntdXm0
ここで時間を少々戻して、場面は肇と文香とみくの三人がリビングを出たところへ移ります。
「肇チャン、その瘴気はどうにか止められないのにゃ?」
「ええ、これでも、抑え込んでいるつもり、なのですが…」
以下略
AAS
33
:
名無しNIPPER
2017/06/15(木) 01:01:18.44 ID:OYIntdXm0
座布団に腰を下ろすと、肇はぽつりぽつりと話し始めました。
「私の村で行われた犬神憑きの儀式は、多数の犬を殺し合わせて生き残った一匹を顔だけ出して地面に埋め、限界まで飢えさせて首を刎ねるというものでした」
「ひ、酷過ぎるにゃ…」
以下略
AAS
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