【モバマスSS】うつしみアリス
1- 20
24: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/06/14(水) 22:47:56.92 ID:6jKTh3xi0

まただ。まただ。まただ。

偶然じゃない。偶然じゃない。偶然じゃない。

以下略 AAS



25: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/06/14(水) 22:48:37.69 ID:6jKTh3xi0

(早く、早く、逃げなきゃ、逃げなきゃ!)

何から逃げているのかなんてわかりません。
安全な場所があるのかなんてわかりません。
以下略 AAS



26: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/06/14(水) 22:49:31.37 ID:6jKTh3xi0

周囲から聞こえる悲鳴。

視界の隅に、ほんの端っこに、その物体が、今にもぶつかりそうな。
今度は頭も働きません。避けるとか、そんなことも考えられず。頭の中にはモヤばかり。
以下略 AAS



27: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/06/14(水) 22:50:10.11 ID:6jKTh3xi0

ガッッッ!!!

大きな後ろからの衝撃が、私の体を前に押しました。
地面を何度か転がるように、視界が回ります。でも、なぜか痛みは少なくて。
以下略 AAS



28: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/06/14(水) 22:50:49.13 ID:6jKTh3xi0

思えば、よくもまあ体力が続くものです。ここまで一心不乱に走ってきたのに、今度は逆戻り。
でも、そんなことは頭の片隅にもありませんでした。

どうにかしなきゃ、どうにかしなきゃ!
以下略 AAS



29: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/06/14(水) 22:51:26.69 ID:6jKTh3xi0

どれくらい走ったろう?
行きより長かったのか、短かったのか。
いやもちろん、同じ長さであることは間違いないのに。

以下略 AAS



30: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/06/14(水) 22:51:58.84 ID:6jKTh3xi0

肩で息をしつつ、周囲を見渡します。
人形があったところには何もなくて、なぜか周りには誰もいなくて。
そんな、漠然とした不安感は、ある女性の声で塗り替えられました。

以下略 AAS



31: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/06/14(水) 22:52:31.93 ID:6jKTh3xi0

「あれは、もらった人に返しちゃいました」

「え……?」

以下略 AAS



32: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/06/14(水) 22:53:10.97 ID:6jKTh3xi0

漏れ出たのは、安堵の声。
悪夢から覚めた、そんな気持ちの。

もう大丈夫だ。そう考えると、少しずつ頭が回ってくる。
以下略 AAS



33: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/06/14(水) 22:53:44.12 ID:6jKTh3xi0



「頭まで取れちゃうなんて」

以下略 AAS



34: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/06/14(水) 22:54:16.37 ID:6jKTh3xi0





以下略 AAS



47Res/23.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice