32: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2017/06/14(水) 22:53:10.97 ID:6jKTh3xi0
漏れ出たのは、安堵の声。
悪夢から覚めた、そんな気持ちの。
もう大丈夫だ。そう考えると、少しずつ頭が回ってくる。
「ありすちゃん、あの人形が気になるんですか?」
「いえ、もう、いいです」
もう、これ以上はあの人形について考えたくありません。
「あら? そうですか」
「まったく……これに懲りたら、変なモノなんて置かないことです」
「う……、耳が痛いです……」
「撤去にだって手間がかかったでしょう」
「そうですね……、でも、びっくりしちゃいました」
「まさか、こんなに早く」
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