33: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:58:45.94 ID:NUfsjtd3o
鞠莉「……?」
一呼吸、二呼吸置いて──
34: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:59:12.27 ID:NUfsjtd3o
鞠莉「ぷはっ!!げほっげほっ!!しょっぱ……!!」
果南「び、びっくりした……海の中で口開けちゃだめでしょ」
35: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:59:59.51 ID:NUfsjtd3o
果南「ふふ……誕生日おめでとう鞠莉。気に入ってくれた?」
鞠莉「……うん///」
36: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/13(火) 00:00:27.07 ID:SlcIxqdbo
果南「いや、えーと……天然が高いからとかそういう理由で選んだわけじゃなくて……あー、ダイヤに言うなって言われてたのに……えっと……ごめん、鞠莉なら養殖なのは見ればわかっちゃうのかもしれないけど……えっと」
鞠莉「ううん……これでいいわ」
37: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/13(火) 00:00:56.05 ID:SlcIxqdbo
帰りの船でわたしはダイヤに声を掛けた。
鞠莉「ダイヤありがと」
38: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/13(火) 00:01:22.60 ID:SlcIxqdbo
鞠莉「……違うって……?」
ダイヤ「果南さん……ずっと鞠莉さんのことを気にかけていたのですよ」
39: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/13(火) 00:01:53.26 ID:SlcIxqdbo
ダイヤ「全く大変でしたのよ?関係各所に頭を下げて、許可を貰って……果南さんったら『絶対に自分で取りたい』って聞かなかったんですのよ」
鞠莉「ふふ……っ……。……果南らしい……っ……」
40: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/13(火) 00:02:20.51 ID:SlcIxqdbo
ダイヤにそう問われて。わたしは──
鞠莉「……っ…… わたしが考えてるより……っ…… ……ずっとずーっと……深かったみたい……っ……。」
41: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/13(火) 00:03:21.76 ID:SlcIxqdbo
──さて、後になって何故左手の薬指に指輪をはめたのかを果南に聞いてみたところ
42: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/13(火) 00:03:53.38 ID:SlcIxqdbo
ダイヤ『6月の宝石の宝石言葉……ここまで言ったら鞠莉さんならわかりますわよね?』
そう言った。
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