鞠莉「──期待する誕生日。」
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23: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/06/12(月) 23:32:44.49 ID:NUfsjtd3o

ダイヤ「女の子扱いして欲しいと?」

鞠莉「別にそこまでは求めてないけど……。……なんていうか……わたしがどこまで広い場所に目を向けても、果南の世界はここまでなんだなって」

ダイヤ「……?」

鞠莉「子供の頃から一緒に見てきた、この海が、あの島が……そこが果南の世界なんだなって」


船の進行方向の逆側に目を配らせると、長い時間を過ごしてきた淡島が視界に入る。


鞠莉「果南は狭い世界に閉じこもっていたわたしを広い世界に連れて行ってくれた。……だから、わたしも広い世界で生きようって思って、どこまでも広いところに行こうって……そう思ったのに──」


──幼いあの日、果南とダイヤがわたしを家から連れ出してくれたように──



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