ミミ「あと少しね」
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7:名無しNIPPER[sage]
2017/06/11(日) 14:15:04.12 ID:6ZN736J50
 目的地に近づくほどに吹雪は酷くなっていく。歩いて歩いて、吹雪が強くなれば穴を掘ってやり過ごす。吹雪が収まればまた歩き、眠り、まずい保存食を食べ、起きたら歩く。こんなことを5日も繰り返していると、「いかにも」という岩山が姿を現した。その山からは雪が渦を巻いて空に巻き上がり、麓に空いた洞窟からは吹雪の中にあってひときわ強い冷気を発している。

 吹雪に逆らい冷気の強い方へ強い方へ洞窟の中を進んでいくと、開けた空間に出た。アーランドの広場ほどの広さの空間から天井の大きく空いた穴へと雪が舞い上がっている。その中心には、少女のような風貌をした青く輝くエレメンタルが鎮座していた。


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