47: ◆T4kibqjt.s[saga]
2017/06/23(金) 01:11:33.47 ID:nE0G2m1V0
「ぇぐ…P…あの、ねっ…」
琴葉とエレナに背中を擦られながら、少しずつ言葉を絞り出していく。
『ちょっ、落ち着けって!大丈夫か!?ゆっくりでいいから話してくれ。ほら、深呼吸して』
「ひっぐ…えぅっ…うん…すうぅ…はぁっ………ねぇ、今時間大丈夫…?」
『あぁ、大丈夫だけど…』
「よかった…あのね、Pが出張に行っちゃってから二日目の夜、アタシ電話出なかったでしょ…?」
『あぁ、まぁ……そうだったな』
悲しそうなPの声を聞いて申し訳なさに胸が痛みつつ、アタシが続けた。
「…っ。でさ、あの後Pから電話かけてこなくなったじゃん…?だから、最初はPに嫌われちゃったのかなぁって、思ってね、けどだんだんPに何かあったんじゃないかって…怖くて…ぐすっ…思ったのぉ…ひっ…」
口に出す事で昨日までを思い出してまた段々悲しくなってきて、熱いものがこみ上げてくる。
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