17:雛月加代ちゃん可愛い[saga]
2017/06/02(金) 12:26:48.60 ID:VPQvh9xf0
え?
え?
は??
18:雛月加代ちゃん可愛い[saga]
2017/06/02(金) 12:28:57.76 ID:VPQvh9xf0
忘れるはずがない。
全てはここから始まった。
そして、同時に激しい嫌悪感に苛まれる事になった。
「うぇ、ぷ……」
19:雛月加代ちゃん可愛い[saga]
2017/06/02(金) 12:38:48.60 ID:VPQvh9xf0
私は急いで身支度を整える。体のそこかしこにあった痣を隠すために、冷やしたり、目新しい傷はマフラーで隠したり、極力その痕跡を残さないように。
そして、前よりもっとしっかりと、誰にも気付かれないように。
今の私にはその知恵があった。
時刻は朝の8時。日付は……2月15日の、月曜日だ。
そういえばあの日の私も遅刻していったっけ。
20:雛月加代ちゃん可愛い[saga]
2017/06/02(金) 12:39:14.72 ID:VPQvh9xf0
休憩
21:名無しNIPPER[sage]
2017/06/02(金) 13:07:12.47 ID:XG8Ndme6O
おう見てるぞ
22:名無しNIPPER[sage]
2017/06/02(金) 21:14:31.27 ID:equ8/pUho
続けて、どうぞ
23:雛月加代ちゃん可愛い[age]
2017/06/04(日) 07:59:24.71 ID:GQ1RtyMX0
ちょい忙しくて書けてなかった、申し訳ないです。
再開しますが、本人証明の為にコテあったほうがいいですかね?
24: ◆pYeaDGyi0Qrt[saga]
2017/06/04(日) 08:02:46.29 ID:GQ1RtyMX0
これで再開します
遅筆だけどご容赦!
25: ◆pYeaDGyi0Qrt[saga]
2017/06/04(日) 08:15:39.97 ID:GQ1RtyMX0
ざむ、ざむ、ざむ……。
雪を踏む音が、晴れない灰色の空へと投げ出され、そして吸い込まれるように消えてった。
私の足跡も、遠くの方は降り積もる雪で消えている。
26: ◆pYeaDGyi0Qrt[saga]
2017/06/04(日) 08:35:30.12 ID:GQ1RtyMX0
ばすっ。
なんだか虚しい気持ちになって、軽く雪を蹴飛ばした。少しだけ、懐かしい痣の痛みが太ももへと走る。
「いっ……」
27: ◆pYeaDGyi0Qrt[saga]
2017/06/04(日) 08:41:11.20 ID:GQ1RtyMX0
気がつくと校舎についていた。
私が2年前まで通っていた、小学校へ。
今の私があることの、始まりの地へ。
そして……
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