25: ◆pYeaDGyi0Qrt[saga]
2017/06/04(日) 08:15:39.97 ID:GQ1RtyMX0
ざむ、ざむ、ざむ……。
雪を踏む音が、晴れない灰色の空へと投げ出され、そして吸い込まれるように消えてった。
私の足跡も、遠くの方は降り積もる雪で消えている。
まるで、私がここに居たという事実を、掻き消していくかのように。
まるで、私がこれから消えていくのだということを、案に示しているかのように。
(ちょっと……自意識過剰過剰だべか)
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