6:名無しNIPPER[sage]
2017/05/25(木) 23:35:23.44 ID:FJ75OzKBo
「ご苦労さん」
心にもない労いだったが、しかし、まゆは嬉しそうに笑って鳴いた。
コイツにはそれしかできんのだ。
ただひたすらに媚びて身を守ることしか、もはや選択肢なんて残っちゃ無い。
小さなお皿に冷ましたカップ麺を分けてやる。
スープは入れない、熱いからな。
ついでにサイズの合う箸も無いので、まゆは手づかみで麺にかぶりつく。
着ている肌着に染みができる。
(着替えも用意しないとな)
スープを腹に流し込みながら、俺はそんなことをふと考えた。
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