4:名無しNIPPER[sage]
2017/05/25(木) 23:32:16.34 ID:FJ75OzKBo
「……まゆ」
「ぴー」
命名、まゆ。別にやらしい理由でつけたんじゃない。
ただ何となく、何となく……だ。
その時、俺の腹がぐぅっと鳴った。飯、食おう。
買い置きのカップ麺をテーブルの下から取り出して、湯を沸かすために台所へ。
ああそうだ。コイツの分もいるよな、やっぱ。
「しかし、そのまま食わして大丈夫かね?」
再び検索。どうやら問題ないようだ。
湯が沸くまでの時間を使って、俺はまゆとスキンシップを取ることにした。
ケージの扉を開けてやる。
まゆがおっかなびっくり外に出る。
「ぴ、ぴー」
とてててて、なんて音が聞こえてきそうな足取りで、まゆは俺の方へとやって来た。
テーブルの端っこで立ち止まると、こっちに向かって両手を差し出す。
44Res/28.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20