6:名無しNIPPER[saga]
2017/05/21(日) 22:44:41.65 ID:tRZUKNjf0
次の日は、千歌ちゃんが頭が痛いと言って机に突っ伏していた。
「千歌ちゃん、保健室行かなくても大丈夫?」
私は完全に二日酔いの千歌ちゃんに声をかける。
「ウー……で、でもなんて説明すればいいのお」
「そうねえ」
梨子ちゃんが、
「普通に風邪でいいと思うけど」
「そうだね、千歌ちゃん、連れて行くから……あ、ナース梨子ちゃんが連れて行ってくれるって」
「え、曜ちゃん?」
「ほら、千歌ちゃんがしんどそうだと私もしんどくなるから、行った行った」
私は千歌ちゃんを立ち上がらせて、梨子ちゃんの背中に貼り付けた。
「任せた。梨子ちゃん」
「え、ええ」
梨子ちゃんは、ちょっと気圧され気味に答え、教室を出て行った。
今のは、強引? それとも、わざとらしい? どっちもかな。
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