233:名無しNIPPER[sage]
2017/06/02(金) 23:29:23.32 ID:pQ3aADxoo
待ってるぞー
234: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/06/03(土) 21:53:07.95 ID:xvaQaTKyO
エアコンの駆動音のみが響く病室内で、俺は彼女を、ただ無言で抱き締めた。
彼女もまた、その抱擁に応えるように、俺の背中に腕を回す。
女「……男さん」
235: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/06/03(土) 21:54:43.05 ID:xvaQaTKyO
瞬間、細い腕に力が籠り、俺の上半身は女さんに引き寄せられた。
いや、女さんの身体が、俺に接近したと表現するのが正しいだろう。
236: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/06/03(土) 21:56:57.79 ID:xvaQaTKyO
それから、俺と女さんは、毎日のように病室で顔を合わせた。
彼女のお父さんは、仕事が多忙になってしまったためか、週に2回ほどしか病室を訪れなくなってしまったけれど。
237: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/06/03(土) 21:58:43.49 ID:xvaQaTKyO
――同時に、気がついたことがあった。
238: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/06/03(土) 21:59:40.87 ID:xvaQaTKyO
女「男さん、提案があります」
男「……提案?」
239: ◆PChhdNeYjM[saga]
2017/06/03(土) 22:02:01.54 ID:xvaQaTKyO
女「でも……でもね」
240: ◆PChhdNeYjM[sage saga]
2017/06/03(土) 22:04:06.43 ID:xvaQaTKyO
今日はここまで
これだけ長い文字数を読んでくださっている方、本当に感謝します
完結まであと僅かです
最後までよろしくお願いします
241:名無しNIPPER[sage]
2017/06/03(土) 22:14:18.56 ID:jkqVf4JF0
女を助けてやってくれ
242:名無しNIPPER[sage]
2017/06/03(土) 22:42:30.10 ID:FU0pV8zPO
女さん殺したら絶許
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