ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/05/26(金) 22:11:35.61 ID:E8SB8aRMo
注文した紅茶が運ばれてくると、
森さんはうやうやしい笑顔をウェイトレスさんに見せながら受け取った。
喜緑「どうぞごゆっくり」
背中までの長さの、ウエーブかかった髪の、美しいウェイトレスさん。
わたしと同じ年頃のはずなのに、
とても自然な所作でわたしの前に紅茶が置かれるのに見とれる。
と、森さんは居住まいを正して、
森「お世話になっています。新人の小坂です。
この方は喜緑江美里さん。
朝倉さんや長門さんと同じ、情報統合思念体のインターフェースの方よ」
あわてて頭を下げる。
サキ「はじめまして。よろしくお願いします」
トレイを運んできたときの微笑のまま、喜緑さんは軽く頭を下げ、
喜緑「はじめまして。あなたのことは長門からうかがっています。
こちらこそどうぞよろしくお願いします。
色々とお聞きになって、ご友人のことで心配がおありでしょうが、安心して下さい。
その時が来たら、七重さんのご両親を長門さんが、
そしてわたしが長門さんを守ります」
その時。
そうだ、閉鎖空間の外では天蓋領域のインターフェースが一斉におばさんやおじさん、
そして長門さんを攫いに襲ってくるのだ。
長門さんと喜緑さんが幾ら戦闘の術に長けているといっても、
相手の数はきっと多すぎるほどなんじゃないか。
そんなわたしの恐れを見透かしたかのように喜緑さんは優しく微笑んで、
喜緑「ご心配なく。策はあります。
一さんが作ってくれた時間を我々は無駄にしていたのではありませんから。
彼らが元々、我々インターフェースとのコンタクト用に造られたのであれば、
今まで収集した彼らに関するデータを基に、
彼らに対抗できるインターフェースを造り出すまでです」
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