ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
1- 20
78:名無しNIPPER[saga]
2017/05/24(水) 20:27:57.23 ID:vXVXQH+So
わたしの無言の視線攻撃に観念したのか、手を止めてふうっ息をつき、

七重「きのう、お父さんに怒られちゃった」

そう言いながらまた書き出す。

サキ「どうして?」

七重「サキのこと」

わたしのことで、おじさんが七重を怒る?

七重「どうして止めないんだって。
   ……お母さんが話したの、サキを柊さんに会わせたこと黙ってるべきじゃないって」


旧友を娘の幼馴染に紹介するのがそんな禁忌事項になってたのか。
うーん、ああ、そうか。『機関』のことでだな。


七重「お母さんは、サキが自分で選んだ以上、とやかく言うべきじゃないっていうの。
   お父さんはとにかく信じられない、て怒って柊さんに電話かけようとするし……。
   柊さんのせいじゃないのに」

そこまで言うと、唇をくちばしのように尖らせる。


しかし何だろう、この違和感は。
この家では、他の家の子のために、本気で親子喧嘩、夫婦喧嘩を始めるらしい。
わたしは感謝してるけど、他の人から見たらかなり奇異な光景が映るだろう。
おじさんとおばさんのことだから、取っ組み合いになったのかもしれない。
同居しているおじいさんとおばあさんもびっくりしただろう。


その光景を思い浮かべると、思わずクスッと笑ってしまった。

七重「……」

今度はわたしがジトッとした目でにらまれる番だった。
ごめんごめん、なんか、ありがとね。かばってくれたみたいで。

七重「わたしだって。
   ……とにかく、お父さん、サキとも直接話したいって、言ってたからね」

サキ「ああ、うん、わかった」

七重はまだ何か言いたそうな顔をしていたが、残りを書き写しにかかった。
一さんのことがあるのに、
わたしの心配までしてくれてる七重の前で笑ってしまって悪かったと思う。

でも、まさかその日のうちにおじさんと話すことになる、とまでは考えが及ばなかった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
153Res/200.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice