ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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77:名無しNIPPER[saga]
2017/05/24(水) 20:24:57.11 ID:vXVXQH+So



化学の教師が黒板に中間考査の範囲を書いていくと、
クラスのあちこちから溜息をもらす声があがった。

後日、教室の後ろの掲示板に、全ての教科の範囲がまとめて貼り出されるはずだけど、
今まで知らされた分だけで十分苦しい。

サキ「ふぃ〜〜。テスト範囲広いね」

と後ろの席の七重を振り返ると、何か考え込んだ表情をしている。


そう言えば朝会った時から何か元気がなかったが、
話しかけてるのに気付かないとはよほどのことだ。

七重はいつもは能天気なくらい開放的で、いい意味であまりものを考えてない。
周りが愚痴を漏らそうが、マイペースにボケて、
言った方までくだらないことに悩んでたような軽い気分に感化してしまう、

普段はそういうタチの悪い奴だ。
本人はいたってマジメなつもりでいるからますますタチが悪い。

成績優秀でおばさんに似て美人で、運動神経も抜群なのに、
肝心の性格がこんな隙だらけだから、同性異性問わずもてる。
にも関わらず、わたしが知る限り七重は誰とも付き合ったことはない。
それはともかく……、


わたしはもう一度呼びかけた。

サキ「七重、どうしたの」

七重はハッとしたように、

七重「え、何でもないよ」

サキ「嘘」

とわたしは言いながら、日番がもうほとんど消しかけている黒板を指さす。

七重「あ、わわ」

と慌ててシャーペンを走らせるも、時すでに遅し。

サキ「ほれ」

わたしがノートを見せると、

七重「ありがと」

なんと、ほとんど板書もノートに取ってない。

サキ「…………」


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