ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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70:名無しNIPPER[saga]
2017/05/22(月) 20:49:12.63 ID:MYbWWDhUo
サキ「長門さんを守るため?」

古泉「天蓋領域のインターフェイス達からね。ずいぶん遠回りしたけど、
   やっと彼らが狙う理由に言及できそうだ。
   長門さんはこのとき涼宮ハルヒ――、
   一くんのお母さんを観測する役目についていた」

一さんの親ともなると過去にまでさかのぼって、観測の対象になってしまうのだろうか。

古泉「最初、天蓋領域側のインターフェイスは、
   周防九曜という単体しか存在しなかったが、
   ある日、長門さんが蓄積してきた観測データを彼女ごと強奪しようと、
   集団で攻めよせてきたんだ。
   彼らもまた、情報統合思念体に追随して涼宮ハルヒの観測データを欲していたから。
   天蓋領域側が、統合思念体のTFEIについて研究しつくしていたのに対し、
   統合思念体側は、天蓋領域について未知の部分が多く、不利に思われた。
   彼らは朝倉さんの、情報制御による空間封鎖さえやすやすと突破できるから、
   閉じ込めることもできない。
   統合思念体は長門さんを奪われる前に隠そうとしていたらしい」

サキ「隠すというと……」

古泉「簡単に言うと長門さんをこの世から消して、
   統合思念体の元へ戻させるということだ。
   そのときそれを止めさせて、
   代わりに襲来した天蓋領域のTFEI達から長門さんを守ったのが一くんだった」

サキ「彼らを一人で全て倒したんですか?」

古泉「違う。彼はそのとき一体も傷つけず、倒さなかった」

サキ「ええ?」

古泉「一くんはまず天蓋領域のTFEI達を閉鎖空間に閉じ込めると、
   閉鎖空間内の時間の流れを、通常空間から切り離し、後は専ら防戦に努めたようだ」


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