ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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34:名無しNIPPER[saga]
2017/05/16(火) 21:00:37.41 ID:02mMz6wWo
ハルヒ「古泉くん、そう思ってくれるのならね」

何か違う話が始まったみたいだ。

ハルヒ「そちらでどんな決め事があるのか分からないけど、
    一をもっと世の中に役立つように向けてくれないかしら。
    今の状態って人としておかしいものだと思わない?」

古泉「ええ、涼宮さんの言うとおりだと、僕も思います。
   しかし『機関』としてはですね、そう融通が利かなくて申し訳ありません。
   今度のヤマを越えたらまた状況が変わるかもしれませんので、どうかそれまでは」

ハルヒ「いや、古泉くんを責めてるんじゃないのよ。
    そもそもあいつが自分自身で気づいて考えないといけないことだから。
    ブシンだか何だか知らないけど、幾ら有希がついてるからって、
    社会と関わりを絶って電波の相手だけしてるなんて絶対に良くない。
    やっぱりね、あの時高校を出たまま職を持つなり大学行くなりして、
    普通に人の中で揉まれて成長していくべきだったの。
    それが許されないってのなら、
    せめて一が持ってる力を人のために生かすのが筋じゃない?
    そこで余計なことをしたとか反応が返ってきたり、
    失敗して初めて学ぶものでしょう? あの子、とにかく今のままじゃ駄目だわ」

俄然とまくし立てるおばさんに、

七重「お母さん」

と七重が冷たく口を挟んだ。おばさんは我に返ったように、

ハルヒ「はい。今日はあんたのために古泉くんは来てくれたんだったわ」

口を閉じて目をくりっとして軽く頭をさげながら、両手をぱっと顔の前に広げるおばさん。


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