ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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123:名無しNIPPER[saga]
2017/06/02(金) 21:57:01.75 ID:dNmk+/4bo
じっと耳を傾けている長門さんに柊さんは続ける。
柊さんは言葉を切ったところで、もう一度、冷静になろうと努力したみたいだった。

古泉「――あなたのことはいかなる状況においても役目のために、
   理性的であり続ける人だと僕は尊敬しています。
   でもそれは統合思念体からあなたが生来授かった、精神の強さによる支えが大きい。
   もともと人間として生まれた者がTFEIとして、不老の時間を永久的に過ごすことが、
   本人の精神にどのような影響を及ぼすか、考えたのですか?」

長門「該当個体が統合思念体に直接申請することで、
   体組織の永久的完全復元を停止し人間としてのエイジングに移行できる」

古泉「統合思念体がその程度の認識で実行したとは信じがたい。
   それでは本人の居場所はどうなります。
   第一、僕の疑問に対する根本的な解決にはなっていません」

長門「……まず、あなたのわたしに対する認識に、実像との齟齬が見受けられる」

柊さんが言葉を呑む。

長門「わたしは統合思念体から高い知能を付与されて造り出された。
   しかし――精神的な強さ、を備えていたわけではなく、
   常に理性的であったとは言えない」


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