ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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122:名無しNIPPER[saga]
2017/06/02(金) 21:53:59.08 ID:dNmk+/4bo


柊さんが驚愕の表情のまま、言葉を失い、立ち尽くしている。

「森さんもお世話になったこと、お礼を言えませんでした。またお会いできて嬉しいです」

ゆっくりと頭を下げ、そして起こすと、
その少女は静かな笑みを湛えて懐かしそうな表情を森さんに向けている。 
森さんは静かな瞳で少女に応えるのみだった。

わたしは森さんに尋ねることにした。

サキ「お知り合いの方なんですか?」

森さんは少女に目を向けたまま、簡潔に説明してくれた。

森「わたし達の同志よ。……かつて閉鎖空間で命を落とした」

サキ「!?」


……亡くなった人が?


古泉「長門さん、新たな援軍とは、まさか……」

柊さんはまだ混乱した様子で、長門さんに疑問をぶつけた。

長門「一が生み出す限定空間内の力場を最大限に生かせるのはあなた達」

古泉「……」

長門「ゼロからそのような属性情報を付与したインターフェースを造り出すことは、
   統合思念体には、不可能だった」

重い沈黙が流れた。やがて、

古泉「……それで彼女に本来宿っていた情報生命素子を用いて、
   新たなインターフェースとして彼女を生み出したのですか」

長門「…………そう」

柊さんは抑制しきれない怒気をふくんだ声を震わせた。

古泉「確かに無駄のない策だ。TFEIと、機関の者としての能力をあわせ持つ個体ならば、
   戦局に応じてどちら側の援護にもまわれる。でも長門さん、あなたは」


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