ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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11:名無しNIPPER[saga]
2017/05/14(日) 15:31:20.03 ID:laxrmAmeo
やれやれ、まだ気づいてなかったか。

サキ「一言でいうと、あなたとわたしじゃ頭の出来が違うの。
   中学の時は同じ成績だったから気づかなかったかもしれないけど、
   ナナはわたしより相当頭がきれる、って思ってたよ」

父から聞いたことがある。
同じ大学でも、父にはとても難しくて何度も考えて分かるような問題を、
一度講義を聞いた、あるいは一度教科書を読んだだけで解いてしまう人がいたという。
そんな人が中にはいるものなのだ。

今わたしの目の前にいるそんな人は、
自分とわたしの頭脳に差異があることをまだ信じられないらしい。

七重「そんな……うーん」

このまま一緒にされては、のちのち厄介なことになりかねない。

サキ「そんなもん。すぐにとは言わないから分かれ」

ついでに、やっと問題が解けて思いっきり伸びをする時の充実感、達成感は分かるまい、
と負け惜しみも言っておきたい。
べーだ。まあ、それはそうと、

サキ「高校入って以来ばたばたしてたから、七重ん家でやっと一息つけそう」

今からほーっと息をつきながら自分の肩をたたいてるわたしに、

七重「えー、休むなんて言わずに、たっくさん話すんだからね!」

サキ「いつもナナのほうが先に寝るくせに」

七重「そ、そんなことないよ」

でも七重の言うとおり、久し振りのお泊りで色々話せそうだ。
そういえば夏物まだ全然見てないな。


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