ハルヒ「古泉くんの子どもだったらあんな放蕩息子に育ってないわよ」
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102:名無しNIPPER[saga]
2017/05/28(日) 20:51:24.91 ID:qwwVVpwco

柊さんは、異世界の人と知り合い、そちらで結婚し家族と居住している。
長門さんのあのカギを使って、柊さんも泉さんも、
あちらとこちらの世界を行き来できるのだ。

きっと、閉鎖空間の中で何かがあって、連絡を受けた柊さんは、
向こうの世界から緊急に駆け付けたんだ。

サキ「七重、さっきって、どれくらい前?」

七重「あの部屋に入ってすぐだから、4時半ごろ」

今5時10分回ったくらいだ。
ドアを開けたら念じた目的地のすぐ近くに出られるはずだから、
柊さんが恐らく応援のために閉鎖空間に入っていってから三十分はたっていることになる。


それにもかかわらず、まだ戦いは終わってないということだ。


サキ「わたし、行ってくる」

走り出そうとすると、七重に腕をつかまれた。

七重「サキ、待って。柊さんがサキを呼ばなかったってことは、
   それぐらい危険なんだってことじゃない?
   『機関』の他の人だって助けにいってるよ、きっと」

七重の言いたいことは分かる。
客観的に見て、わたしのように力の使えない者は足手まといになるだけかもしれない。
でも、ケガをした人を脱出させる手助けくらいはできるかもしれない。

……って、あれ、何か忘れてないか。

サキ「ナナ!!」

七重「はい!?」

サキ「今すぐあんたの兄貴に電話して!」

七重「え……あっ。そうか!」

七重が慌ててポケットから携帯を取り出す。
そうだ、武神って呼ばれるくらいの涼宮一ならすぐ助けられるはずだ。
ていうか、なんで最初から助けに来てないんだ?



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