312: ◆GWARj2QOL2[saga]
2017/06/10(土) 00:15:57.08 ID:uQrDoXrNO
リナ「鷹野って女は、この村のナースの振りして、本当はあの部隊の隊長だった。小此木って奴が…何だっけ?さん…さ?」
富竹「鷹野三佐。彼女の軍での階級だよ」
「…」
富竹「東京大学を首席で卒業。エリートとして色んな人脈を作り、山狗という部隊を立ち上げた…」
鉄平「…ワシが一番嫌うタイプのアマじゃのう」
富竹「三佐の階級と山狗の地域に浸透した諜報網、そして必要とあれば県警から日本政府に至るまでを動かすことができる絶大な権力を彼女は所有している」
鉄平「…あー…」
「悪ぃ。もうちょっと分かりやすく説明してくれ」
富竹「偉いって事さ」
鉄平「極端にも程があるわ」
富竹「…というより、出来ればこの拘束を解いて欲しいんだ。流石に腰が痛くなってきてね…」
鉄平「お?…おお」
リナ「…良いよ。アタシがやるから、続けて」
富竹「ありがとう。…しかし、それはつい最近までだったんだよ」
鉄平「…?」
富竹「…その昔、高野一二三という、雛見沢症候群の研究をしていた男がいてね…」
「…さっきも言ってたけどよ。その雛見沢症候群ってなぁ…何だ?」
富竹「この村特有の寄生虫による病気さ。これに感染するとその人間は凶暴化し、全てを信用出来なくなる」
鉄平「き、寄生虫…?」
富竹「この村にいる以上、感染率は100%だ」
リナ「え…?」
富竹「君達も、僕も感染している」
「…身体ン中に虫が入ってるたぁ…気持ちの悪い話だなぁ」
リナ「そういう問題…?」
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