127: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/05/14(日) 02:14:43.11 ID:uN3uvxTa0
《うっひぃ、スリル満点!!》
そのまま路地を疾走する俺たちに向かって、2発、3発とロ級の追撃の砲火が降り注ぐ。そこかしこで炸裂して破片をまき散らす砲弾に、運転席からは恐怖と(理解しがたいことに)歓喜が入り交じった声が聞こえてきた。
《いいねぇいいねぇ滾ってくるねぇ!!人類を滅ぼそうとしてくる化け物達と、祖国の存亡を巡ったカーチェイス!最ッ高だね、まるでハリウッドの超大作映画だ!!あっひゃひゃひゃ!!!》
('A`;)「おい運転手!その神経の図太さは頼もしい限りだが興奮のあまりハンドル操作ミスなんて勘弁してくれよ!!よりによって指揮車両が作戦開始早々にアボンなんて洒落にならんぞ!!」
《おぅおぅ、だーれに物言ってんだい少尉殿!!このあたしがそんなヘマするわけないだろっての!!》
あからさまに箍が外れた口調での返答と共に、運転席から此方に向かって中指を立てた右手が突き出された。
ふざっけんなこの状況下で片手運転なんて冗談じゃねえぞ!!
(*゚∀゚)《ドイツ陸軍一の美少女走り屋、ツー=アハッツ様のハンドル捌きィ!!深海棲艦ごときに捉えられるかっての!!あひゃひゃひゃひゃぁ!!!》
(;'A`)「美少女まるで関係ない───うぉおおおっ!!?」
ツーがひときわ激しくハンドルを切り、雨に濡れた路上でエノクがコマのように一回転して進路を真逆に転換する。
予想進路に放たれていた何十発目かの砲弾がアスファルトに突き刺さり、爆発で車体が少し浮き上がった。
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