107:名無しNIPPER[saga]
2017/05/22(月) 00:23:12.46 ID:c4JYKnfD0
大井「.....引きました、よね。だって、女の子同士ですもんね。.....ごめんなさいさっきの話は忘れてください」
後退り、今すぐにこの状況から逃げだしたいと言わんばかりに勢いよく踵を返すと、大井さんは走った。
遅れて我に返った私は慌てて大井さんを追いかける。
提督「まって!!違うの大井さん!!」
私は大井さんの腕を掴みとる。
とても冷たかった。
大井さんの冷たさに私の異常な程高ぶっている体温が高い根こそぎ移ってしまいそうだと思うくらいに。
ふと私は大井さんは、一体いつからこの浜辺にいたんだろうと思った。
こんなにも冷え切っているのだから約束時間の何十分も前から、もしかしたら一時間くらいかもしれない。
今だ寒さが残る潮風を浴び続けていてのなら、この冷たさは何らおかしくない。
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