510: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/06/08(金) 05:52:19.61 ID:SfivEjrbO
捜査が終わるまでは、何故殺されたのかはまだ秘匿義務がある。
真相は、私と少尉さんしか知らない。
511: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/06/08(金) 05:53:27.19 ID:SfivEjrbO
512: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/06/08(金) 05:54:20.95 ID:SfivEjrbO
ガサは蝶が羽を開くかのように、そう笑ってみせたのでした。
いつかの夜や、防空棲姫と化した母親を殺した時と同じ…。
513: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/06/08(金) 05:55:19.25 ID:SfivEjrbO
今回はここまで。
514:名無しNIPPER[sage]
2018/06/11(月) 19:21:42.11 ID:oMqbEQnMo
乙
515: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/07/02(月) 18:35:31.97 ID:6oJ0bnNeO
「……………ガサ。」
「何?青葉。」
516: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/07/02(月) 18:36:53.35 ID:6oJ0bnNeO
「………ガサ、まさかあの事件も…!」
「そっかそっかー、さっきうっかり口滑らせちゃったね。
でもやっぱりそうだったかぁ、アレ提督が殺っちゃったんだ。ただ、『そう言えばあの日いなかった』って、電話しただけなんだけど。
517: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/07/02(月) 18:38:20.33 ID:6oJ0bnNeO
「……むぐっ!?」
「……………。
518: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/07/02(月) 18:39:25.36 ID:6oJ0bnNeO
ですが、私の中が水を打ったように静まり返ったのは…その言葉を聞いた時でした。
……これまでのガサとの記憶が、頭を巡ります。
楽しかった思い出や、いつもの日常…走馬灯と言う奴でしょう、それが次々巡っては消える。
519: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/07/02(月) 18:40:44.16 ID:6oJ0bnNeO
首を絞める意味は無い。手を汚す価値も無い。
この子の返り血なんて、浴びたくもない。
520: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/07/02(月) 18:41:24.39 ID:6oJ0bnNeO
557Res/457.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20