青葉「けしの花びら、さえずるひばり。」
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188: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/17(日) 08:56:45.85 ID:MG+FbVqhO
友達と別れた後、買い物を終えてまっすぐ家に帰った。
あの店の側には、公園があるの。そこはこの辺りじゃちょっとしたデートスポットで…彼は帰りの車で、そこであったお姉ちゃんとの面白い話を聞かせてくれた。

私といる時よりも、ずっと幸せそうな顔で。

以下略 AAS



189: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/17(日) 08:58:04.33 ID:MG+FbVqhO
「…………馬鹿ね、その子。」

おやおや?先程の拒絶も何処へやら、今度は俯いてしまいましたねぇ。
何か思い当たる節でもあるんでしょーか?

以下略 AAS



190: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/17(日) 08:58:56.55 ID:MG+FbVqhO
今回はここまで。


191:名無しNIPPER[sage]
2017/09/17(日) 19:45:25.48 ID:0j29dq0A0
おつおつ


192:名無しNIPPER[sage]
2017/09/17(日) 23:43:19.46 ID:PGSysvmbo
続きよろしくです


193:名無しNIPPER[sage]
2017/09/18(月) 15:39:20.84 ID:dWbRS1bBO
おつ


194:名無しNIPPER[sage]
2017/09/22(金) 22:11:59.63 ID:WJo2lWac0
急に本来の糞パパラッチっぽくなったな



195: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/27(水) 08:21:25.15 ID:NsTJuwti0
何も変わらない日々が続いた。それはもう、あまりにも平穏すぎるぐらいに。
だけど彼がお姉ちゃんを訪ねて家に来るたび、私は夜、一人でこっそりと枕を濡らしていた。

ふたりとひとりの、どうしようもないぐらい幸せな時間。
身勝手な気持ちでふたりの幸せを壊せば、ひとりの私の幸せも壊れてしまう。
以下略 AAS



196: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/27(水) 08:22:39.52 ID:NsTJuwti0
しばらくして、やっとお姉ちゃんと連絡を取る事が出来た。
お姉ちゃんの無事も涙が出るぐらい嬉しかったけど、彼の無事については不安なまま。
電話越しに、私は意を決して無事を尋ねた。それで帰って来た言葉は…。


以下略 AAS



197: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/27(水) 08:23:22.84 ID:NsTJuwti0

「………その男の人は、具体的にはどうなってしまったのかしら?」

「……それは、これからですよ。」

以下略 AAS



198: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/27(水) 08:24:49.41 ID:NsTJuwti0
「ありがとう」と言う彼の顔には、貼り付けたような笑み。
歓喜で震えていたはずの手は、今は焦燥と、現実への拒絶感で震えていた。

この人は、誰……?

以下略 AAS



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