182: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/17(日) 08:47:22.63 ID:MG+FbVqhO
「………はぁ?な、なにを言ってるのかしら?」
「いえ…そうなのかなーって。無理にゴキブリの如く嫌ってるようにお見受けしたものでして。」
183: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/17(日) 08:48:51.41 ID:MG+FbVqhO
一目惚れなんてあるんだって、初めて知った。
184: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/17(日) 08:49:39.75 ID:MG+FbVqhO
「と……まぁ、こんな所から始まるんですけどねぇ。」
「……黙ってよ…聞きたくない…。」
185: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/17(日) 08:51:21.04 ID:MG+FbVqhO
「__、紹介するわ。同じ軍の方で、__さんって言うの。」
「あ…は、初めまして!妹の__です!」
186: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/17(日) 08:52:52.24 ID:MG+FbVqhO
でも…すぐにそんな夢は覚めた。
3人で談笑をしてても、やっぱり『ふたり』の間の空気は違っていて。
“そっか…お姉ちゃんの、彼氏なんだもんね…。”
187: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/17(日) 08:55:31.75 ID:MG+FbVqhO
その後もお姉ちゃんは、時折彼を家に連れて来た。
彼は私とも色々な話をしたし、一緒にゲームをしたり、3人で食事を作ったりした。
その度に、自分の気持ちが嘘じゃない事を突き付けられた。
血は争えないのかしら…彼の人柄にも触れる度、どんどん惹かれて行く私がいて。
188: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/17(日) 08:56:45.85 ID:MG+FbVqhO
友達と別れた後、買い物を終えてまっすぐ家に帰った。
あの店の側には、公園があるの。そこはこの辺りじゃちょっとしたデートスポットで…彼は帰りの車で、そこであったお姉ちゃんとの面白い話を聞かせてくれた。
私といる時よりも、ずっと幸せそうな顔で。
189: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/17(日) 08:58:04.33 ID:MG+FbVqhO
「…………馬鹿ね、その子。」
おやおや?先程の拒絶も何処へやら、今度は俯いてしまいましたねぇ。
何か思い当たる節でもあるんでしょーか?
190: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/17(日) 08:58:56.55 ID:MG+FbVqhO
今回はここまで。
191:名無しNIPPER[sage]
2017/09/17(日) 19:45:25.48 ID:0j29dq0A0
おつおつ
192:名無しNIPPER[sage]
2017/09/17(日) 23:43:19.46 ID:PGSysvmbo
続きよろしくです
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