186: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/09/17(日) 08:52:52.24 ID:MG+FbVqhO
でも…すぐにそんな夢は覚めた。
3人で談笑をしてても、やっぱり『ふたり』の間の空気は違っていて。
“そっか…お姉ちゃんの、彼氏なんだもんね…。”
それこそTVを観ていて、顔がタイプなだけの芸能人にときめくような。
そんな一時的なものだって、その時は思ってた。
だけどその日の夜、部屋で何となくゴロゴロしてて…ずっと頭を過るのは、やっぱりあの人の事で。
「__、お風呂湧いてるわよ。」
「う、うん!今行くわ!」
そう部屋に入って来たお姉ちゃんの顔は、何だか晴れやかだった。
今は幸せそうで。、それは今まであまり恋愛が上手く行ってなかったお姉ちゃんには、珍しい顔で。
ずきり。と、胸が痛むのを感じた。
557Res/457.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20