俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
1- 20
778:1[sage]
2020/04/19(日) 20:39:22.75 ID:NPWzZ8gS0


* * * * * * *




779:1[sage]
2020/04/19(日) 20:43:16.81 ID:NPWzZ8gS0


一色「 ―――――― あ、先輩!」


以下略 AAS



780:1[sage]
2020/04/19(日) 20:46:34.97 ID:NPWzZ8gS0

小さく悲鳴を上げ、首を竦める一色の前に出た俺は、反射的に胸でボールをトラップし、そのまま膝と足を使って数回リフティングすると一番近くにいた部員に向けて正確に蹴り返す。

以前かなりやり込んだことがあったせいか、身体の方が勝手に反応してしまったらしい。

以下略 AAS



781:1[sage]
2020/04/19(日) 20:49:29.03 ID:NPWzZ8gS0


「 ―――――― テニスだけじゃなくて、サッカーもうまいんだな」


以下略 AAS



782:1[sage]
2020/04/19(日) 20:54:07.03 ID:NPWzZ8gS0

葉山「もしかして、俺に何か用でも?」

いつもの爽やかな笑みを浮かべ、それとなく俺に水を向けてくる。

以下略 AAS



783:1[sage]
2020/04/19(日) 20:56:00.62 ID:NPWzZ8gS0

八幡「 ――― 雪ノ下の家に話をつけに行くつもりだ」

一色の背中を見送りながら、十分な距離をとった頃合いを見計らって俺から話を切り出す。

以下略 AAS



784:1[sage]
2020/04/19(日) 20:58:52.53 ID:NPWzZ8gS0

俺の発した問いには応えることなく、葉山は手にしたボールをじっと見つめている。
元は白かったのだろうが今は泥に汚れ、ところどころけばだったそれは練習の激しさを物語っていた。

スポーツ万能にして頭脳も明晰、成績は全科目常に学年トップクラス。人並み以上の才能に恵まれながらも決してそれに溺れることなく努力も惜しまない。
以下略 AAS



785:1[sage]
2020/04/19(日) 21:01:13.47 ID:NPWzZ8gS0

葉山抜きで練習を再開したサッカー部の動きは先程よりも明らかにキレが悪く、メンタルでもフィジカルでもその存在の大きさを感じさせた。

総武高校もお題目として文武両道を校訓に掲げてはいるが、県内有数の進学校だけあって真剣に部活動に打ち込む生徒の数は少ない。

以下略 AAS



786:1[sage]
2020/04/19(日) 21:04:25.16 ID:NPWzZ8gS0

葉山「 …… お前にいったい何がわかる」

俺の耳に、ぼそりと呟く声が聴こえた。恐らくこれがこいつ本来の声なのだろう。そう思わせるような錆の含まれた低い声音だった。

以下略 AAS



787:1[sage]
2020/04/19(日) 21:07:43.46 ID:NPWzZ8gS0

胸倉に伸びてくる手を最小限の動きで捌いて躱(かわ)す。

こいつのこの動きは文化祭の時にも一度見ている。あの時はわざと譲ってやったが二度目はない。自称スペックホルダーの本気の逃げ足の速さ嘗めんなよ。

以下略 AAS



936Res/725.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice