俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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128:1[sage]
2017/03/10(金) 10:02:07.02 ID:Q0dm+vWz0

顔を上げると平塚先生が“それみたことか”と言わんばかりの表情を浮かべて俺を見ている事に気が付いた。

内心の葛藤や動揺を気取(けど)られまいと、素知らぬ顔をしてマッカンに口をつける。
だが冷えた缶の中身はいつの間にか既に空となっており、空気を吸い込むやたら間の抜けた音だけが虚しく響くばかりだった。
以下略 AAS



129:1[sage]
2017/03/10(金) 10:06:04.45 ID:Q0dm+vWz0

八幡「 ――― それで、先生はいったい俺にどうしろって言うんですか?」

諦めたような溜息をひとつ、俺は足元の缶を拾い上げると必要以上の力を込めてゴミ箱に押し込みながら仏頂面になって訊ねる。

以下略 AAS



130:1[sage]
2017/03/10(金) 10:07:39.99 ID:Q0dm+vWz0

八幡「俺が余計なことをして、雪ノ下が嫌がったりしませんかね?」

いらぬお節介を焼いて全てを台無しにしてしまったのでは元も子もない。

以下略 AAS



131:1[sage]
2017/03/10(金) 10:14:13.86 ID:Q0dm+vWz0


平塚「なんだ気が付いていなかったのか。キミらしくもない。いや、それともこの場合、いかにもキミらしい、と、そう言うべきかな」


以下略 AAS



132:1[sage]
2017/03/10(金) 10:16:35.49 ID:Q0dm+vWz0

八幡「 ……… 一応確認しときたいんですが、これって命令ですか?」

もしそうだとしても、それだけでは動機としてあまりにも不十分だ。

以下略 AAS



133:1[sage]
2017/03/10(金) 10:26:28.44 ID:Q0dm+vWz0


平塚「 …… やれやれ、キミという男はつくづく面倒臭いヤツなのだな」


以下略 AAS



134:1[sage]
2017/03/10(金) 10:30:14.16 ID:Q0dm+vWz0


八幡「 ……… は?」


以下略 AAS



135:1[sage]
2017/03/10(金) 10:34:11.56 ID:Q0dm+vWz0

平塚「仮にこのまま雪ノ下がいなくなったと仮定しての話だが、その場合、誰かしらが次の部長にならない限り、残念だが奉仕部は部は休部せざるを得ないことになる」

八幡「 ……… でも、それならそれで仕方のないことですよね?」 

以下略 AAS



136:1[sage]
2017/03/10(金) 10:37:35.42 ID:Q0dm+vWz0

平塚「だが、それではあまりにも一方的過ぎて、キミが不憫というものだろう ―――――― そこで、だ」

いかにも芝居がかった言い回しで、もったいつけるような間を置く。

以下略 AAS



137:1[sage]
2017/03/10(金) 10:43:48.54 ID:Q0dm+vWz0

このくだり、あと少しだけ続きます。とりあえず、一端ここで。

次の更新はさほど日を空けないうちに。ではでは。ノシ



138:名無しNIPPER[sage]
2017/03/10(金) 11:06:02.77 ID:l9Htou67o
おっ


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