俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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136:1[sage]
2017/03/10(金) 10:37:35.42 ID:Q0dm+vWz0

平塚「だが、それではあまりにも一方的過ぎて、キミが不憫というものだろう ―――――― そこで、だ」

いかにも芝居がかった言い回しで、もったいつけるような間を置く。


平塚「この依頼をキミたちの勝負に含めるよう、特別に取り計らってやっても構わないのだが ………… と、言ったらどうするね?」


――― 白衣の悪魔。まさにそんな形容詞がピタリと似合う腹黒い笑みを浮かべて平塚先生が俺を見た。


平塚「つまりはそういうことだ。どうだ、少しはキミもやる気になったのではないのかね?」

いかにも恩着せがましく言ってはいるが、どう考えたって脅し以外のなにものでもない。


八幡「 ……… 汚ねぇ。……… 大人って、やっぱ汚ねぇ。 ……… 腐ってやがる」

平塚「 ……… 私としてもキミのその腐り切った目で言われると非常に心外なのだが」





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