俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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129:1[sage]
2017/03/10(金) 10:06:04.45 ID:Q0dm+vWz0

八幡「 ――― それで、先生はいったい俺にどうしろって言うんですか?」

諦めたような溜息をひとつ、俺は足元の缶を拾い上げると必要以上の力を込めてゴミ箱に押し込みながら仏頂面になって訊ねる。

まるでその話題から逃れるかのような問いかけに、何を感じたのか平塚先生が口角を緩めるのが見えた。
俺の向ける憮然とした表情に気が付くと笑いを噛みころすようにして口許を手で隠す。


平塚「なに、結果として雪ノ下が後悔することのないようにしてやってくれればそれでいい。やり方はキミに任せる。好きにしたまえ」

なにそれあまりにもふわっとしてね? うちのカマクラだってそんなふわふわしてねーぞ。いやあれはどっちかっつーともふもふ?


八幡「なぜ俺が?」

平塚「キミが適任だと私が判断したからだよ」

……… しかもそれ全然理由になってねぇし。




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