■■「島村卯月、頑張りますっ」
1- 20
15:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/08(日) 23:59:49.79 ID:tTAn3URP0
 絞りだした言葉を聞くと、フードの人は諦めたようでした。

「私は――」

 そうして、ゆっくりとフードをめくりあげます。
 そこにあったのは、見知った顔でした。何度も何度も、それこそ、生まれたから見続けた顔と瞳。

 ――『島村卯月』の顔が、そこにあったのです。

「この人は、『島村卯月だった人』ですよ。卯月ちゃん」
 泣きそうな瞳と声でその人が『島村卯月』であると言います。
「ウ――」
 嘘だと主張しようとしても、口は固まったまま動きませんでした。
 頬に、何か水が伝わってきます。きっと、私の涙なんだと思います。
 ああ……なんでしょうか。分からなかったことが、分かったような気がします。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
45Res/41.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice