八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/08/12(土) 23:38:50.98 ID:P+l3VGEy0
そんなことを言われてしまえば、俺も納得するしかない。
やれやれ。何かもお見通しだぜ。
俺がそう言って笑うと、輝子も嬉しそうに微笑んだ。
輝子「……あ、そろそろ、来るな」
不意に、輝子がケータイを見ながらそう呟く。
八幡「来る?」
輝子「八幡。外に、行くんだ……」
真剣な目でそう告げる輝子。
まさか、来るってのは……
八幡「……ああ。分かった」
椅子から立ち上がり、すぐに出口へと向かう。
チラッと背後を見てみれば、机の下から掲げるように腕を突き出す輝子の姿。
その手は、健闘を祈るように親指を立てていた。
ターミネーターかよ、お前は。
……けど、サンキューな。
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