八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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402: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/09(水) 03:10:18.24 ID:rz2WyN+/0



美希「……ねぇ、凛」

凛「なんですか?」



ぐっ、ぐっ、と。
背中を押しつつ、言葉を返す。


その時は、他愛のない話だろうと思って特に身構えてなかった。だからだろう。



星井さんの言った次の言葉に、思わず身体が固まってしまったのは。









美希「プロデューサーのこと、本当に大切に思ってたの?」









その、さっきまでと何ら変わらない声。


それなのに、その言葉はまるで刃物のように、鋭く渡しの胸に刺さった。






凛「…………えっ……」






言葉が、出てこない。

というより、上手く頭が働いていなかった。
突然すぎるその質問を、すぐに理解することが出来なかった。

それでも、星井さんは私の返答を待たずに話し続ける。



美希「はちまん、だっけ? 凛のプロデューサー。この前、少し会ったの」

凛「どうして……」

美希「んーそれは言わない方がいいのかな。まぁ、その内分かるの」



あっけらかんとした物言い。
その内分かるって……彼が、765プロの星井美希と? 一体どんな理由があれば会うことになるのだろう。考えても全然分からない。

けどそれよりも、さっきの質問。





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