八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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36: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/06/07(火) 01:03:40.50 ID:J34r1N8z0



八幡「……うっす」



とりあえず何も挨拶しないのもあれなので、軽く会釈する。

だが、常務は相変わらずの無視。やっぱりこの人俺の事見えてないんちゃう? 名前すら呼ばれた事無いし。もしかして覚えてないのか……
しかしそのくせ常務は自販機の前を空けると、すぐ側で缶を開けて飲み始めてしまう。いや、事務所戻れよ。買いづれーだろ。

俺は外に出た手前引き返すわけにもいかず、仕方なく自販機まで歩いてMAXコーヒーを買う。


そしてさっさと戻ろうと踵を返した所で、まさかの声がそこでかかった。



常務「……先日の合同番組の報告書、まだ出ていなかったようだが?」

八幡「………………」



あーやっべーー完全に忘れてたぁーー!!?

足が止まり、ダラダラと嫌な汗が流れる。しまった、マジでしまった。普通にガチで忘れてた。いやでも、期限とか特に無いですし、催促もされないし、はい。すぐに出すのが当たり前ですよねすんません!!



八幡「す、すぐに出します」

常務「そうしてくれ」



常務はそう言うと、コーヒーをまた一口飲んで黙ってしまう。俺は何となく動けず、その場に立ちすくむ。

あー…これ完全に立ち去るタイミング失った奴だ。あのまま勢いで走り去れば良かった。もう俺もMAXコーヒー飲んじまうかな。

そんな事を考えていると、また常務が話し始める。



常務「……ひとつ、訊いてもいいか」

八幡「は、はい?」

常務「どうしてお前は、あんなに彼女の肩を持ったんだ」





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