野原しんのすけ(15)「歯を食いしばれサイジャク、オラのサイキョウはちょっと響くゾ」
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62
:
◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2016/06/20(月) 23:21:10.13 ID:2LEOvZyt0
「え?」
「っ!?」
しんのすけが、手にした紙束をトントンと叩きながら言った言葉に、二人がそれぞれの反応を見せる。
以下略
AAS
63
:
◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2016/06/20(月) 23:22:06.08 ID:2LEOvZyt0
「その鞄と白衣の置かれてる机の中にあったんだゾ」
しんのすけの指さす机を見れば、引き出しが開けられており、おそらくその紙はそこにあったのだろう。
「何故―」
以下略
AAS
64
:
◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2016/06/20(月) 23:23:13.40 ID:2LEOvZyt0
数秒後、しんのすけは紙束を懐にしまい、言った。
「あ〜、これは美琴ちゃんは知らない方が良いんじゃないかな?」
「なっ!?アンタまでそういうこと言う!?」
以下略
AAS
65
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◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2016/06/20(月) 23:24:14.95 ID:2LEOvZyt0
学園都市某所、樋口製薬・第七薬学研究センター。
その中の電子的に隔離された一室にて、機械を操作する人影が在った。
「幾つか消されちゃってるけど、これくらいなら復元可能ね」
エレクトロマスター
以下略
AAS
66
:
◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2016/06/20(月) 23:25:06.30 ID:2LEOvZyt0
「あ!」
レールガン シスターズ
御坂の目に、「超電磁砲量産計画『妹達』最終報告」の文字が写る。
(本当にあった、私の……クローン計画)
以下略
AAS
67
:
◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2016/06/20(月) 23:25:53.35 ID:2LEOvZyt0
「はっ……ははは…何よ、やっぱ私のクローンなんていないんじゃない」
最後まで読み、彼女は安堵した。
その場に膝をつき、息を一つ大きく吐きだす。
以下略
AAS
68
:
◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2016/06/20(月) 23:27:39.97 ID:2LEOvZyt0
時間は戻り雑居ビルの一室、布束砥信と野原しんのすけの会話が続く。
「樋口製薬には、結局計画は実行されなかったという情報しかないわ」
「それで美琴ちゃんが納得してくれれば良いけど……」
以下略
AAS
69
:
◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2016/06/20(月) 23:28:48.02 ID:2LEOvZyt0
「友達に『暗闇』の生き残りがいてね、隣のクラスには元『白鰐』もいるし」
「『暗闇の五月』や『白鰐部隊』の被験者と交友関係が?」
「案外、『日常』と『非日常』の境目は薄くて脆いよ」
以下略
AAS
70
:
◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2016/06/20(月) 23:29:34.12 ID:2LEOvZyt0
「何故……いえ、噂と今までの情報から、あなたなら解るわね」
「……今回はドッチかな?」
小声で呟いたしんのすけの言葉は、布束の耳には入らなかった。
以下略
AAS
71
:
◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2016/06/20(月) 23:30:51.20 ID:2LEOvZyt0
「テツ、サトシ、ヒコイチもよく聞いて。これからは通信用端末の携帯を特に意識して」
しんのすけが、雑居ビルの近くで待っていた自警団員たちに指示を出す。
「ウス、けどなんでですか?」
以下略
AAS
72
:
◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2016/06/20(月) 23:32:52.73 ID:2LEOvZyt0
「う〜ん、北与野博士のとこにも情報無しか」
そして、その四日後の夜、あれから四日経った今でもしんのすけは『流用先』の情報を得られずにいた。
と言うのも『しんのすけが調べていた』という事が、御坂の耳に入りそうな調べ方は出来ない以上
初春飾利を筆頭に、情報収集能力の高い何人かには頼れないのだ。
以下略
AAS
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