野原しんのすけ(15)「歯を食いしばれサイジャク、オラのサイキョウはちょっと響くゾ」
1- 20
64: ◆aMcAOX32KD1b[saga]
2016/06/20(月) 23:23:13.40 ID:2LEOvZyt0
数秒後、しんのすけは紙束を懐にしまい、言った。

「あ〜、これは美琴ちゃんは知らない方が良いんじゃないかな?」

「なっ!?アンタまでそういうこと言う!?」

怒りと驚きを見せる御坂に、しんのすけがなだめるように話す。

「ここで知らせて、美琴ちゃんが怒って暴れたら大変だからね」

「つまり、私が知ったら怒って暴れそうな事が書いてあったのね」
   プロジェクト ・・・
「こんな計画が昔あったってだけで、本人にはキツイだろうね。色々」

「その『色々』を、アンタには教える気が……無いのよね?」

流石に一応は友人を相手に、拷問などしたくはない。
それに自分と同じく超能力者であるしんのすけを相手にすれば戦闘は避けられないだろう。

「ま、オラは美琴ちゃんが自分で調べて真相にたどり着く分には邪魔しないゾ」

「調べる?」

「じゃあヒントだけね。クローンを作るには『遺伝子情報』が必要だ。美琴ちゃんは過去何処かでそれを誰かに渡している筈だゾ?」

製薬会社とか怪しいんじゃない?と、しんのすけは続けた。

「あっ!?」

どうやら御坂にも思い当たる事があったようだ。

「心当たりがあるなら、直ぐに行った方が良いよ?」

と、しんのすけが言い、

「そうね、彼等もいつまでも『計画』の証拠を残してはおかないでしょうし」

と布束が続けた。

「あーもー!!解ったわよ。野原、あとで覚えときなさいよ」

御坂は捨て台詞を残して部屋から走り去っていった。

「……役者ね」

「それほどでも」

御坂のいなくなった部屋で、二人の会話はなおも続く……。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
435Res/213.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice