モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
1- 20
76: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 20:10:27.18 ID:glNSs2qCo

 見えない星を探したところで、光が届かなければ意味はない。
 目に見える範囲で探せばいいのだ。
 願いを懸ける、身近な星を。

「私は……知りたい」

 その意思は、光となって心の外へと伝わる。
 それに呼応するかのように、周囲の空気中に光の粒が星屑のように煌めき始める。

 今限りなくアーニャの体は霊体に近い。
 その意思が天聖気として空気中の魔力へと伝わり、それを介して数多の素霊たちに伝わっていく。

 アーニャの心にこたえるように、素霊は集まってくる。
 そしてアーニャに伝えるのは、アーニャが探していたもの、アーニャを取り巻いた人々の心。

『アーニャンが……あんなに悩んでたなんて。

友達だったのに、気づいてあげられなかった……』

『あの子は……私の友達よ。

なら、私たちが一緒になって悩んであげなくちゃ、いけないのよ……』

 彼方より伝わる彼女への思いは光となって。

『ウチの仕事だ。

ウチがアーニャのことわかってあげないと、駄目だから。

だって、仲間、なんだから』

 誰かが、自分のことを思ってくれている。

『確かに……アタシの優先順位は美玲だけどさ……。

やっぱり、このままアーニャを見捨てたらきっとアタシは後悔する。

だけど……それでも後悔しても……これ以外の解決法を知らないから』

 苦悩も含めて、伝わってくる。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
558Res/632.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice